selfcare’s blog

心と体のセルフケア

セルフケアで活き活き生きる 心があったまるお話

 昨日は、定期的にメンテナンスのために

受診している漢方内科の先生のところに

行ってきました。

とっても可愛らしい素敵な

女医の方で、結構スピ系女子されています。

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先生とお話することで、気持ちが

ホッとします。

 

さて、今日の話題は、

とても心が温まるお話です。

 

昨日の朝、通院のため早く家を出たので、

電車も満員でした。

 

ホームの線路に近いところに

ある柱に手を当てている白杖を持った男性が

いたので、思わず声をかけました。

(早とちりでした!)

すると、その方は足元の黄色の

盲人の方用のタイルのようなもの(名前が出てこない。。)

の上に立っておられ、

「大丈夫です」と言われました。

 

そのあとも、気になっていたら

朝の通勤時間帯に満員電車の声かけや

アナウンスをするアルバイトの男性が

その方の横についてくださったので、

ホッと一安心。

 

白杖の男性は、

無事に車両に乗られ、頭の上のつり革を

つかまれたので、とりあえずは一安心。

 

ところが、次の駅でさらに人が
乗ってきた時に、彼の手がつり革から離れ、

バランスを崩されたのです。

すかさず、彼の左隣にいた女性が

「私があなたの左手を持っています」と彼に

お伝えされました。

私は、彼の右手を持っていたので、

彼にそのことを伝えると

その女性が「右は白杖を持っておられるので、

危ないです」一言。

私は、彼の背中にそっと左手を当てて、

満員電車の中で彼をサポートすることにしました。

 

その女性は、彼に大阪駅についてから

どのように進むのかということを

懇切丁寧に伝えておられました。

 

私は、その間左手を通して伝わってくる

その男性の呼吸や温もりを感じていました。

そして、とても窮屈な状態の車内でしたが

とても幸せな気持ちに満たされました。

心なしか車内の人も気持ちが

穏やかになっているように感じました。

 

その女性の「関西、大阪のおばちゃん魂」
(関西とはいっても、ほとんどの人は

九州や四国の出身の方が多いのです)

は、厚かましく、かつ優しく

人の心にぐいっと入ってきます。

 

やっぱり、いいなあ、大阪。

人と人が触れ合うところに

一期一会の対話と関係性が

生まれる。

心がとっても幸せになる時間でした。